顧客のビジネスを奪わない

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2 min readNov 27, 2019

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時雨堂という会社は WebRTC 関連のミドルウェアを開発、販売して利益を上げています。会社として絶対にやらないと決めていることがあります。それが「顧客のビジネスを奪わない」という事です。

情報が集まる

時雨堂の主力商品である「WebRTC SFU Sora」という WebRTC 関連のミドルウェアはありがたいことに、かなり多くの顧客に使って頂いています。

ミドルウェアを販売するということは「そのミドルウェアを利用したビジネスの情報」が集まってくるということです。ここで絶対にやってはならないと考えているのは「このサービスはうちでも作れそうだし作ってしまおう」です。

ビジネスを奪わない

顧客のビジネスを奪うというのはあってはならない事だと考えています。時雨堂はあくまで「ミドルウェア」を提供する会社であって、それを利用したビジネスは協力はするけど、単独で提供してはなりません。

たとえば時雨堂が「WebRTC SFU Sora 」を利用した会議システムを提供し始めたら、すでに WebRTC SFU Sora を利用して会議システムを提供している会社とは仲良くできないでしょう、自分だったらできません。

なので会議システムを作るお手伝いはしますが、時雨堂として提供することは絶対にやりません。これは他のサービスも同様です。

道具作る側で、道具を使って何かを作る側ではないですし、そちらへは行かないというのを意識して会社を経営しています。

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