定期的にやるやつ。前書いたのが 2020–06なので 5ヶ月でどうなったか。
Erlang/OTP
設計やリリース、調整などであまり Erlang/OTP は書かなかった。OTP 23.1 になった。なにより Erlang/OTP に AsmJit による JIT が OTP 24 で入ることになった。最大 40% の高速化が見込めるとのことで期待。
また、顧客から Erlang/OTP を利用した自社製品の性能検証報告をいただき信じられない性能がでており、衝撃を受けた。自分が作りたいものは今後も Erlang/OTP でいけると確信した。
Go
Wasm 向けの Go と自社サービス向けの Gin を利用した Go の両方を書いた。自分にとっては Go はミドルウェアよりもライブラリやウェブサービスに適してそう。
zerolog や sqlx や squirrel といった便利ライブラリはありがたい。
WebAssembly (Wasm)
Go から初めて利用したがとても便利だった。ただ自分が Wasm を利用する言語を増やしたくはないので Rust や AssemblyScript には手を出さず Go 一本に絞りたいと考えている。なので適用範囲はとても狭いという認識。
WASI はとても楽しみにしており、wasmtime-go も良さそう。
Vim
erlang-ls を設定してもらったので、大変快適。Erlang/OTP とドキュメントは Vim で書いている。erlang-ls も定期的にアップデートしている。
VSCode
Go を書くときは VSCode を利用している。Go についてはいたれりつくせり。Vim モードもいい感じ。
WebRTC
メインのお仕事。E2EE 向けのライブラリを Go で書いたりしていた。
やることが無限にでてきているが、機能追加というよりは改善がほとんどなので、気は楽。徹底的に良いものを作っていくという方針。
WebRTC 界隈は動きがそんなに無いが、やろうとしていることは巨大なので、プロトコルに絞って追いかけている。
QUIC / WebTransport
ちょっと調べては、まだ大丈夫の繰り返し。2021 年は本格的に取り組んでいきたい。
E2EE
たくさんの知識と経験を得た。今後も色々やっていきたい。自分がとても興味を持てる分野ということがわかった。
まとめ
分野的には WebRTC と E2EE の2つを中心に広げていきたいと考えてる。自分にとって興味の範囲を狭めるのは集中できている証拠なのでとても良い。
来年から QUIC / WebTrasnport に取り組みたい。この分野は先人がたくさんいるので苦労があまりなさそうで今から楽しみだ。