本日から WebRTC シグナリングサービス Ayame Lite のクローズドベータテスト参加者を募集開始しました。是非興味ある方は参加お待ちしております。
Ayame Lite についての詳細は以下をご覧ください。
時雨堂 WebRTC シグナリングサービス Ayame Lite 開発ログ
希望者は Twitter の DM で voluntas か kdxu に連絡してください。Google フォームとかも考えたのですが、めんどくさいので Twitter の DM にする事にしました。
クローズドベータテストで利用可能な機能
WebRTC Signaling Server Ayame が持っている機能はすべて利用可能です。
それとは別に、ルーム ID への認証機能と、独自 STUN/TURN サーバの払い出しを提供します。
ルーム ID への認証機能
GitHub ID を Prefix にしたルーム ID を利用する場合、シグナリングキーを要求できます。
GitHub ID が voluntas の場合は voluntas@ が Prefix になります。voluntas@ayame-lite-test を利用する場合はシグナリングキーが必要になります。
独自 STUN/TURN サーバの払い出し
GitHub ID を利用したルーム ID とシグナリングキーを使用した場合、Ayame Lite は STUN/TURN の URL を払い出します。Ayame Web SDK を利用すれば、特に気にする必要はありません。
最近 TURN が必要なネットワークが増えているような気がしています。P2P は素晴らしいのですがネットワークが抜けられないとどうしようもないので、TURN サーバはほぼ必須になってきています。
オープンベータテストに向けて
クローズドベータで特に問題がなければ、いくつか機能を追加してオープンベータとして公開予定です。
ウェブフック機能
自前で認証が行える仕組みです。Heroku などを利用して認証サーバを自前で立ててもらうことを想定しています。
リリースに向けて
リリースではさらにいくつかの機能を追加予定です。
シグナリング再接続機能
WS が切断したとして、WebRTC 側が切断と判断していなければ再接続できる機能です。
デフォルトで無効にする予定です。
認証ログ
認証の成功や失敗などの回数や、失敗理由などが見れるようにする予定です。
統計ログ
TURN 利用率や接続数を取れればと思っています。この辺りはあまり優先度が高いわけではありません。
Ayame Lite はどこへ向かうのか
気軽に、そして安定して利用可能なサービスとして提供していく予定です。
個人開発者向けのサービスですが、 Ayame 自体は商用サービスでも耐えられる OSS として開発していっています。
Ayame Lite で得たノウハウを Ayame にフィードバックしていければと考えています。