WebRTC For The Curious の日本語訳を追加しました

V
Apr 13, 2021

Pion (Go の WebRTC 実装)作者が書いている「WebRTC For The Curious」の日本語訳を追加して、公開して貰いました。さらに WebRTC For The Curious リポジトリのオーナ権限を付与してもらいました。

WebRTC For The Curious は WebRTC 初心者から WebRTC SFU 開発者までが読める幅広く WebRTC について書かれたサイトです。本当に素晴らしいのでぜひ読んでみてください。

日本語翻訳を追加した理由と今後

本当に素晴らしいサイトなのですが、残念ながら英語で書かれているので日本ではあまり読まれていないと感じていました。そこで英語も日本語も苦手ではありますが DeepL Pro の力を借りて翻訳をすることにしました。

DeepL Pro にかけて「日本語に翻訳された内容がおかしな感じがしない」というのを前提に翻訳しています。

ただ、DeepL Pro の翻訳が間違っていたり、おかしな文章になっていたりするのはかならず出てきます。そこはいったん全部日本語翻訳して、その後ゆっくり直していくつもりでしたが、多くの方が修正の Pull-Request を送ってくれて、本当に読みやすくなりました。皆さんありがとうございます。

とにかく日本語翻訳のベースがあるというのは本当に大きいと思います。今後も本家には追加されていくのでそのたび翻訳していければと思います。

少しの誤字とかでもかまいませんので遠慮なく Pull-Request を送って下さい、自分の方でマージします。ただ description だけは簡単でかまわないので英語でお願いします。自分以外の理解できる言語であるべきでと思っています。

英語だとちょっと … という方は時雨堂が運用している Discord に WebRTC For The Curious 翻訳のチャネルを用意しました、そこは日本語で大丈夫です。

著者は書籍化を目指しているようなので、その場合は時雨堂が出資しているラムダノートにお願いして日本語翻訳を出版して貰う予定です。出版にかかる費用は時雨堂で出そうと思います。プロの手で翻訳され、編集される日がとても楽しみです。

--

--