WebRTC の … 風が、… くる!…

去年は MQTT の年だったが、今年は WebRTC の年だった。2 月の WebRTC カンファレンスから始まって、そして師走の今日 WebRTC 関連の製品を3つ同時リリースした。

WebRTC SFU Sora

この製品は時雨堂としては主力の製品になる。P2P で映像や音声を配信する仕組みである WebRTC をサーバ経由で使えるようにしたものだ。

難しい話ではない。単にサーバが色々肩代わりしてくれる。P2P だと 1:N の配信が色々大変だが、サーバが全て肩代わりしてくれる。

WebRTC SFU as a Service

WebRTC SFU を気軽に使えるようにする仕組み。GitHub アカウントさえ持っていれば使えるようになる。2/15 のリリースまでは無償で使えるようにしてみた。

パッケージ製品は触るまでの距離が長い。そのため気軽に使えるサービスは大事だ。WebRTC サービスは軒並み高めなので、500 円という値段で気軽に使えるようにした。

WebRTC Gateway Momo

WebRTC はブラウザだけのものと思われがちなのを払拭したかった。この Gateway はラズベリーパイ2で動く WebRTC ソフトウェアだ。

バイナリ1つなので、あとはラズベリーパイ2に USB 経由で Web カメラを繋げればすぐに配信できる。今はやりの IoT は映像や音声の話がでることが少ない、そこに一石を投じてみた。

WebRTC は複雑な技術だ。HLS と比べると色々難しい。WebRTC の唯一の利点はリアルタイムに強い所だ。Anzu を使って見てもらうとわかるが、遅延が 1 秒未満な事に気付いてもらえるだろう。

HLS の場合は早くても 5 秒は遅延する。ここが決定的に違う。ただその分スケールはしない。HLS はサーバ 1 台で 1:10000 が可能だろうが、WebRTC はサーバ 1 台で可能なのは 1:1000 程度だろう。

リアルタイムな動画配信というスキマではあるが、とても面白い技術だと思っている。来年はこの WebRTC 三兄弟と、MQTT 三兄弟を組み合わせていきたいと考えている。

Erlang/OTP / 時雨堂 / WebRTC / E2EE

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