React Native for Windows (vnext) 動かしてみた

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4 min readJun 23, 2019

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Windows での開発は C# 1.0 の時にちょっと遊んだ程度の経験値です。

Getting Started Guide for React Native Windows (vnext) を動かしてみただけです。

  • Node.js は Windows 版インストーラーでインストール
  • Visual Studio 2017 をインストール

基本的にはあとはドキュメントどおりで起動しました。少し罠があったりしましたがそれはググれば回避できるレベルでした。

React Native for Windows は React Native の Windows 向けバージョンです。React Native で Windows アプリが作れるものという認識で良いと思います。そんなマニアックなもの誰が使ってるんだと思うのも当然ですが、なんと Microsoft 自身が Office 365 の UI 作成に使ってるようです。

Office 365's UI, a lot of it, but definitely not all of it, are pieces that are built using React Native (Windows).

で、なぜ React Native for Windows を触ってみているのかという話ですが、自社では React Native 向けの WebRTC ライブラリを開発していて、それを Windows にも対応させたいと考えているからです。

React Native は強き者が使うとかなり強力な武器となります。そこに WebRTC を組み合わせてしまいたいという思いがあります。

ネイティブアプリにおけるリアルタイムな音声や映像配信は今後もっと需要があると考えています。そこで React Native for Windows に目をつけたというわけです。新しいものが好きというのもあります。

React Native for Windows は current から vnext に切り替わろうとしています。違いは全てのコンポーネントを C++ で書き直した点です。単純に高速化が理由のようです。

React Native WebRTC Kit を対応させることで、Windows アプリから気軽に WebRTC を利用したアプリが開発できるようになると考えています。

そもそも React Native for Windows を選択する人が少ないという可能性はありますが、そこは要件次第だと思います。iOS / Android / Windows の 3 環境に対応する必要がある場合は選択肢としてはありだと思います。

むしろそれでWebRTC が必須な案件では React Native という選択肢を提供していきたいと考えています。

今後 vnext もより安定していくはずですし、色々やっていければと思います。

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