時雨堂が提供しているサービスは個人と紐づく情報として GitHub ID (変更不可能なユニークな数値)と GitHub Username (変更可能な文字列) 以外はサーバに保存していません。
そのため、ルールを守っていない可能性の高い利用者に連絡を取ることがかなり難しいです。いきなりBAN してもいいのですが、それよりは優しいメッセージで伝えたいなと。もしかするとドキュメントを読んでないだけかもしれないですし。
優しいメッセージをどうしようかと考えていたのですが、認証エラーの理由に PleaseContactUs という文字列を返すことにしました。設定ファイルに please_contact_us_list: というのを用意してそこに GitHub Username か GitHub ID を書くことで対応できるようにしました。
データベースに入れるとかはめんどくさいのでサボりました。
ダッシュボードとクライアント側にサーバからのエラーメッセージとして出力されるので、さすがに気づくだろうと。
悪気なく気付かず使っていれば連絡が来る、悪気あって使っている場合は連絡が来ない、そして使えなくなる。いいエラーメッセージを思いついたなと勝手に満足してます。
その後、明らかに企業や学術利用なのにも関わらず申請してこない方々に PleaseContactUsError を返してみましたが、問い合わせは来ず、新規アカウントを作って利用するという展開でした。残念ながら「こちらのお願いは無視して使い続ける」という戦略を取られたようです。
現実は厳しいということがわかりました。