2020 年 3 月に販売が予定されている Jetson Xavier NX ですが、スペックが出てきています。
ただ、ウェブ上に乗ってるのだと H.265 / H.264 しか書かれていないんですが、PDF のスペックを見るとなかなか楽しみなことが書かれています。
2160p30 が 2 ストリームつまりですね、 VP9 で 4K@30 が 2 本配信できるんですこの Jetson Xavier NX さん … 。これ革命的ですよ本当に。
VP9 で 4K はビットレートを VP8 や H.264 よりも約 50% 抑えられると言われています。さらになにより VP9 はブラウザで見れます。H.265 は見れません。
もうなんというか NVIDIA Jetson Xavier NX は WebRTC + VP9 にとって夢のような端末です。価格も 399 ドル (大量発注時)という感じで現実的です。
Jetson Xavier NX は Nano とサイズとピンが互換ありというのも素晴らしいです。つまり Jetson Nano を今は使っておけば、今後 Jetson Xavier NX が出た時にそのまま切り替えられるという感じのようです。
WebRTC Native Client Momo
Momo は現在 Jetson Nano に対応していますが、今後 Jetson Xavier NX にも対応していきます。
- 低-中画質、ホビーユースでは Raspberry Pi
- 高画質、プロダクションユースでは Jetson
という感じで分けていく予定です。Raspberry Pi Zero のような弱いマシンでも安定して動き、Jetson Xavier NX のような強いマシンでも動くというどっちもサポートしていく製品を目指していきます。
まず Jetson Xavier NX が出るまで、 Jetson Nano を購入し Momo で遊んでみてください。