ふと、そういえばスクリーンショット共有ツールとして Gyazo があったが、あれはどうなんだろうと思い触ってみることにした。
macOS 版のアプリをダウンロードした。一つは普通のスクリーンショット、もう一つは Gif (つまりアニメーション)を生成するツール。
使い方はいたって簡単で Gyazo アプリを呼び出すだけ。macOS のスクリーンショット全く同じ使い方で使える。cmd + shift + 4 と同じ。
スクリーンショットを取るとすぐにアップロードされて、その URL をブラウザで開いてくれる。
あとはそこから自動生成された画像用の Gazyo URL を共有するのか、画像のダイレクト URL を共有するかだけ。
このダイレクト URL がとても嬉しい。 Gist に markdown や reStruectredText で気軽に埋め込むことができる。画像をアップロードして公開するというのはとてもコストが高い事だったが、Gyazo のおかげで一気にそのコストが下がった。
Gyazo Pro プランが凄い
Gyazo 自体は無料で利用できるが、公開するのが直近の 10 枚と資料につける画像として使いたい自分の用途では無料版では足りない。
Gyazo Pro プランが用意されているので、早速契約した。
- 広告の非表示
- パスワードによる画像保護
- すべての画像の閲覧
- テキストや矢印での編集
無料版をほぼ使わずに Pro を契約してしまったのだが、どうやら無料の場合は画像表示する際に広告が表示されるようでそれは自分としては嬉しくないので、広告の非表示は大変良い。
パスワードによる画像の保護は顧客とのやり取りで画像をシェアするときに向いていそうだ。ただ使うタイミングはまだない。
すべての画像にアクセスできるのが一番求めていた機能。
編集機能は思っている以上に便利で、slack でスクリーンショットを共有するときに「ここにこうしてほしい」みたいなメッセージが埋め込めて本当に良い。
これで年間契約じゃなくても月 490 円と破格の金額。画像の保存は無制限だし、公開も無制限。年間契約すれば月 390 円になる。
画像をアップロードして共有するというめんどくさい機能がこんなにも安く、簡単に高機能で提供されるのは正直感動しかない。
複数プラットフォームへの対応
自分は macOS / Windows / iPad Pro を併用しているが、全てに Gyazo クライアントがある。
Windows でスクリーンショットを取るのがめんどくさくて、Windows の画面を iPhone のカメラでとったりしていたが、Gyazo のおかげでもう不安はない。
iPad Pro でとった画像も Gyazo 経由で気軽に共有できるのは本当にありがたい。
Gyazo Teams
試していないが、会社向けに Gyazo Teams というのが用意されているようだ。
- サブドメインの設定
- アカウント管理
- Google Apps シングルサインオン
- チーム限定指定保護
この辺は自社ではまだ必要なさそうだが、なんと個人アカウントとちゃんと別に分けてくれる仕組みがあるようだ。5 名からなので、うちの規模だと契約しづらい。3 名プランからとかあれば嬉しいかもしれない。
ビジネス向けにきっちりサービスを用意してくれているというのは本当に信頼できる。
Gyazo を導入してどうなったか
GitHub の README に気軽に画像を置けるようになった。Gist にも画像をバシバシはれるようになった。簡単に画像をアップロードして保持してくれるというサービスを欲していたのにも関わらず Gyazo を使わずに来てしまっていた事が恥ずかしい。
Gyazo は本当に素晴らしいツールだと思う。シンプルで使いやすく、それでいて必要な機能が全て揃っている。
素晴らしいツールに出会えて大変うれしい。Gist への画像添付を簡単に実現したい人は是非使ってみると良い。