注意: 私は Electron を触ってみたわけではありません。単に、色々なところに書いてある資料を読んだだけで、これを書いてます。
Electron は元々 atom-shell で Atom を作るために作られたとか何とか思っていたが、Qiita の Kobito for Windows が Electron で作られていてとてもよさそうだと感じたので、ちょっと調べてみた。
良さそうだと思ったところ
- Chrominium ベースなので HTML/JS/CSS で開発
- 単独ネイティブアプリ(Mac/Windows/Linux)
- WebSocket や WebRTC が使える
- ブラウザで表示してはいるけど、固定環境になるので互換とかを考えなくてよい。
色々あるのだけれど、思いつくだけで結構メリットがある。デメリットはおそらく実際に作っていくと色々あるのだろう。そこはまぁ、手を動かすしかなさそう。自分は動かさないけど。
用途的にはいくつかあるが自分が使いたいのは「管理ツール」だ。
ネットワークサーバの管理ツール、これが良い。もともとネットワークサーバの管理ツールはネイティブアプリが多かったのだけれど、最近はなぜかブラウザアクセスがメインになってしまっていた。
個人的にはまったく歓迎できない。ネイティブの方が良い。何でアクセスされるかわからないうえに、相手の環境のテストコストが跳ね上がる。またセキュリティがどうなってるかも見えない。
そのため、単独アプリを作りたいと昔から考えていたが、残念ながらネイティブアプリのラーニングコストは高すぎた。
Electron は既存技術を上手く使いつつ、個人的に素敵な未来を提供してくれるように見える。
さっそく、自社製品の簡単な管理画面を作ってみるように JavaScript が得意な社員に依頼してみた。
いろいろと楽しみだ。今後も差し込める部分で差し込んでいきたい。