こんなウェブアプリがほしいという仕様書を書くのだが、結局プロトタイプを作ってデモを見せたほうが早い。
Django を使ってプロトタイプを作れる能力を身につけることにした。Django 歴は無駄に長くて 10 年以上だが、プロダクションで利用したのは片手で数えられるほど。
プロトタイプを作るにあたってヤクの毛狩りをしないように、いくつかルールを考えてみた。
- データベースは SQLite を利用する
- 可能な限りサードパーティライブラリを使わない
- コードの量をできるだけ少なくする
- デザインを一切当てない
- HTML は適当に書く
- 可能な限り JavaScript は使わない
- 効率が悪くても気にしない
- デプロイは誰かに丸投げする
速度重視であって、これらのコードは捨てる前提。プロダクションを作る時に参考にしてもらえたらラッキー程度にする。
自分が慣れていない技術を使う時はとにかく、メモを残すことにしている。単に検索して利用した情報をメモしているだけ。
さらにそのメモをまとめて、資料として公開する。今回も Django ヤリナオシ として公開した。開発している間は定期的にアップデートする。
普段はデータベースが必要なければ Flask を利用しているので、 Django はあまり書かないが、それにしても便利だ。
マイグレーションも簡単だし、気軽にできる。ただ Django テンプレートが .html なのは未だに違和感があるので .djt とかにしてほしいとは思う。
まぁ 10 年以上前に wontfix されているが … 。
結局は、なんでも頭のなかで考えているだけではだめで実際にコードを書いてみないとダメなんだなと実感している。
無理せず頑張っていくつもりだ。