自社製品のブラウザ向けの SDK サンプルを CodeSandbox で動かせるようにするというのをやってみていたが、やめることにした。
自分が CodeSandbox を使いこなせなかったというお話を書いておきたかった。
利用しはじめた理由
自社製品では WebRTC を利用していたため、気軽に SDK をブラウザで動かすというのが「一手間かかる」という問題があった。
なので GitHub にサンプルを用意し、CodeSandbox で動かせるようにしたらどうだろうかと前々から思っていて、実際試してみることにした。
実際に提供してみた感想
思った以上に便利ではないし、メンテナンスコストが高いということがわかった。
やめた理由
Vite の登場により、git clone して pnpm install して .env.local を設定して、pnpm run dev するというだけで、動かせる仕組みを提供できる時代になってしまった。
環境構築がよほど難しいのであれば別だが、そもそも仕事で使う商用製品の SDK なのなのと、Vite での環境構築できない人はそうそういない。であればローカルで簡単に動かせる仕組みを作り込んでいった方が良いと判断した。