IT 系零細企業は何に投資すべきか

V
3 min readApr 1, 2018

正社員 5 人未満の IT 系零細企業を経営して 5 年たったので、何に投資して、何に投資しなかったかを振り返る事にした。

それぞれの会社で色々あるだろうから、これはあくまで自社がこうした、こうしているという話である。それ以上の意味はない。

投資すべき事

社員の給与

何よりも社員の給与が一番の投資先。人は一定額以上の給与を貰っていれば労働に対するモチベーションが下がりにくくなる。

何よりお金はあって困らない、そして無いと困る。

もちろん会社が儲かっている前提。自社は月給と賞与の比率が 3:7 くらいで賞与が多い。そのため、会社が儲かったら賞与を沢山だす。とにかく税理士と総務に「社員に賞与出しすぎです、この辺でお願いします(実話)」って言われるくらいまで出す。

そのかわり会社が貧乏な時は賞与は一切ださない、というか出せない。ここを理解した前提で入社してもらってる。

とにかく会社に多めに残すくらいなら社員に渡そうというスタンス。

社員の環境

IT 系の会社なので社員の PC 環境。

ちなみに総務はワードとエクセルという CPU を使うソフトウェアを利用するので、むしろ総務のマシンパワー重要。

必要なものはすぐ買う、悩まない。

オフィス環境

以前書いてたのでまずそちらを読んでもらえれば。

自社は社員が出社するので、少し駅から歩いたとしてもある程度の大きさのオフィスは確保する方針。

とはいえ今のオフィスが快適なので当面引っ越す予定はない。

秋葉原駅から徒歩 10 分、月 15 万、50 平米、4F、フロアは自社のみ、エレベータあり、豪華キッチン有り、日当たり良好。最高。

あと、全体的なまとめとして 時雨堂を支える環境 を見てもらうのが良い。

投資すべきではない事

おしゃれなオフィス

おしゃれなオフィスにするくらいなら社員の給与に反映すべき。

交際費

交際費を使うくらいなら社員の給与に反映すべき。

使って年 20 万円程度。ほとんどがフリーランスや副業でお手伝いしてくれている人への豪華ランチ接待費用。

税理士には「何故、交際費がこんなに少ないのに仕事が取れるのか」と不思議がられているが、気にしていない。

もともとお客様がウェブサイトからの問い合わせであり、それ以外の営業をしていないので交際費を使うタイミングがまったくない。

タクシー代

これは自分だけ、社員は別。社員は自由に乗ってもらって構わない。

自分はタクシーが大嫌いなので、年に 1 回のるか乗らないか。大雨で行き先が駅から遠い時しか乗っていない。そんなの年に1回もない。

資本金

自社の資本金は 50 万円なのだが、これが問題で企業との取引を断られたことがないし、銀行からお金を借りる予定もない。

他にも思いついたら書き足す

--

--