時雨堂は今期で 7 期目です。零細企業がここまでやってこれたのも懇意にしていただけるお客様のおかげです。ありがとうございます。

前期は今までで一番の売上を達成しました。さらに自社製品も多くのお客様に使っていただけるようになりました。

さて、今期は「秋の時代」と名付けた方針を取っていきます。もともと時雨堂は賞与を0円にし、お手伝いを最低限まで減らし、自社製品にフルコミットした「冬の時代」というのがありました。冬の時代があったことで、今の時雨堂があると考えています。

そこで、今期は新規のお手伝いする場合は WebRTC や負荷試験など時雨堂が今後やっていこうとしている方向に絞って受け、それ以外は自社製品にコミットしていくという方針を取っていきます。

ありがたいことに自社製品の売上だけで会社が運営できるめどはたっています。そのため全く焦る必要はなく、今までどおりコツコツとやれることをやっていきます。

自社製品へのコミット

クローズドソース製品である WebRTC SFU Sora とオープンソース製品である WebRTC Native Client Momo に可能な限り社内のリソースをつぎ込んでいきます。

WebRTC SFU Sora

主軸となる製品です。競合もおりますが、フルスクラッチで開発し、パッケージとして提供しているのは日本国内では時雨堂だけです。今後も最新の WebRTC に追従しつつ、独自の機能を追加しながら、安定して利用できる製品を開発していきます。

WebRTC NV に向けて TLS 1.3 や QUIC の実装も開始しました。

WebRTC Nativ Client Momo

オープンソース製品ですが、すでにいくつかお客様がついており、有料でのテクニカルサポートを提供しております。

競合がいない現状、機能の追加というよりは多くの場所で利用できるように技術ドキュメントなどを公開し、カスタマイズしやすい製品を提供していこうと思います。

Intel QSVROSといった世界にも突撃していきます。

OpenSora プロジェクト(WebRTC SFU Sora as a Service “Anzu”)

本来は前期に実現したかったのですが、残念ながら Momo を優先しました。

OpenSora プロジェクトは Sora をクラウドで開発者に向けて無料で利用可能にするサービスである Anzu をリニューアルするプロジェクトです。

2019 年前半の提供を目指して勧めていきます。サポートは提供せず、サポートが必要な場合は Sora を購入してもらうという方針です。

WebRTC テクニカルサポート

Sora を購入いただいたお客様に月額で費用をいただき、営業時間であれば Slack にて WebRTC に関することであればなんでも聞けるようにする仕組みです。現時点ではまだ検討中です。

負けない戦い

自社製品やそれ以外のお手伝いの売上があるので、会社が潰れることもありません。また今までためてきた蓄えもあります。

焦らずに淡々とやっていくが今期の方針です。競合がどんなに派手に動いても自社のスタイルを崩すことなくやっていきます。

特に既存のお客様へのコミットを積極的にやっていければと考えています。

フルスクラッチ開発、開発者によるサポート、 オープンソースという強みを最大限活かして時雨堂らしい負けない戦いができればと思います。

秋の時代の時雨堂もよろしくおねがいします。

Written by

Erlang/OTP / 時雨堂 / WebRTC / E2EE

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