東北大学大学院医学系研究科 笠原講師に 199 万円寄付しました

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2 min readSep 11, 2019

笠原は高校の同級生です、3 年間同じクラスでした。高校入学当初に「俺プログラマーになるんだけど、お前は?」「僕は研究者になりたい」というどうでもいいやり取りを今も覚えています。

先日、彼と会って話をしたときに、医学系基礎研究はお金がなくて本当に大変という話をしていました。「はー大変だねぇ、研究者も」くらいにしか思ってなかったのですが、今期は起業して最高の売上を叩き出しており、さらに社員に十分な賞与を払っても余裕があったので「できるかしらんけど、寄付でもしようか?」と話をしたところ「できるよ、もしそれなら本当に嬉しいし、助かる」という話だったので、この話を進めていくことにしました。

もちろん、税理士や総務に色々調べてもらい、企業から寄付をしても問題ないことを確認して、先日無事 199 万円を東北大学経由で彼に寄付をしました。

199 万円という金額ですが、200 万円以上の寄付となると書類が突然増えるらしく、 199 万円という含みのある金額にしました。

この寄付金、彼個人についてまわるらしく研究室が移動しても問題ない上に、期をまたいでも問題ないらしく相当使い勝手がいいらしいです。

さらに医学系と関係ない企業からの寄付というのはほぼないに等しいらしく、彼自身の評価にもつながるとのこと。

自分は彼が研究している内容は難しすぎてわかりませんが、彼が研究を人生をかけてやっていることは良く知っており、それだけで研究者としては十分だと思ってます。

また、これは後付なんですが、成果が出る出ないではなく、彼がお金に困って自由に研究ができないというのは自分にとってもったいないと感じるものだったため、寄付という形を取るということにしました。

早速使いみちを聞いたら「超純水を作る装置の壊れたパーツを買う」という話でした。なんだか修理するのは色々面倒だそうです。

ちなみに寄付の見返りは、彼の書く論文に「時雨堂」という名前が掲載されるとのこと。見返りを求めて寄付したわけじゃないですが不思議な感じです。

来期はどうなるかわかりませんが、また寄付できたらいいなと思います。そのためには稼がないといけないので、是非とも自社製品買ってください。

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