技術書出版社に追加出資した

ラムダノートという会社がある。最近話題になっている IPv6 本を出版した会社だ。実はこの会社が立ち上がる時に出資をしている。

当時出資した理由はラムダノート社長である鹿野さんが編集した本で自分は多くのことを学んだこと。彼が編集した本一覧を見てもらえれば、一冊くらいはお世話になったことがあると思う。自分はたくさんお世話になった。

たったこれだけと思われるのかもしれないけど、たくさんの本から学び、それらの本を編集した編集者と偶然知り合いになり、さらに起業するというのだからこれはとても素晴らしい巡り合いだと思った。

ラムダノートは起業してから怒涛の勢いで結果を出している。本当に凄い。

ただ、技術書は儲からない。そんな中、全力で走り続けているラムダノート。とりあえず、なにかできたりしないかということで、本日ラムダノート経営陣と税理士を交えて話をしてきた。

結果は時雨堂からの追加出資と、時雨堂のドキュメントサポートをお願いすることにした。

追加出資

すでに出資済みだが、更に追加出資することにした。好きなようにやってほしいと思っている。ラムダノートが全力で走るサポートができれば良い。

出版社は中長期的なビジネスにならざるをえない、そのため資金はあればあるだけ良い。さらにラムダノートは新しい事にチャレンジしようとしている。今回の出資金はその事に使うそうで、楽しみだ。

来年またもう一度出資できればと考えている。

ドキュメントサポート

出資とは別に仕事の依頼をした。

ただし成果物や締切的なのはなし、ベストエフォート。

時雨堂が提供している自社製品や SDK のドキュメントにプロの編集者の手を入れてもらう。自社製品のサポートを減らすには読みやすくわかりやすいドキュメントが必要になる。そこにプロの手を借りようという考え。

ある程度手が入ってきたら「ドキュメントサポート ラムダノート」と自社のドキュメントに入れる予定だ。これでラムダノートの仕事の素晴らしさが自社製品を使ってくれている人にも伝わるだろう。

実際、自社製品に便利な機能を実装しても日本語でどう説明すればいいかというのをとても悩むことが多い。ここを解決したいと考えていた。

彼らは日本語がダメな技術文章を直したい、我々は直してほしい。利害が一致し仕事を依頼することにした。

ただ、締切を設けてしまうと本業が疎かになってしまうのが自分が嫌なので、ベストエフォートでお願いすることにした。

まとめ

出資してなにかリターンがあるのかと思う人もいるかも知れないが、まったくリターンを期待していないといったら嘘になる。彼らが出版する本の一番うしろに時雨堂という名前が入るのは嬉しい。あと彼らが出版する本すべてを献本してもらえるのも嬉しい。ただそれ以上のリターンは求めていない。

出資は自分の恩返しと期待の押しつけだと思ってる。彼らの本から多くの事を学んだ知識で今お金を稼ぎ、小さい会社を経営できていることの恩返し。そして良い技術書を作って広めてほしいという期待。

今後もラムダノートの活躍が楽しみだ。

Written by

Erlang/OTP / 時雨堂 / WebRTC / E2EE

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