リモートワークに対する考え方

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4 min readApr 29, 2017

自分の中でリモートワークに対する考え方をまとめておくことにする。

そもそも自分自身はリモートワークをするのはかなり難しい、職種的に人と会って話すことを求められる事が多いためだ。

ということで、ここでの考え方というのは、自分が一緒に働く仲間がリモートワークを行う場合の考え方とする。

まずリモートワークに対する考えだが積極的に採用していきたい、という方針だ。ただしその本人がリモートワークに向いており、一緒に働く仲間がリモートワークでも良いと思えるのであれば、という条件付き。

そのため、誰も彼もがリモートワークに向いているとは思っていない。リモートワークを希望し、さらに向いている人のみがリモートワークを行うべきという考えだ。

身近なリモートワーカー

まず、自分がどんなリモートワーカーと一緒に働いているのかを書き出してみた。一人は自社役員、もう一人はフリーランサー。

自社の CTO

完全フルリモート。会うのは年に 1-2 回。電話やビデオ会議も一切しない。連絡手段は完全に Slack のみ。

さらに彼は役員ということもあり勤務時間の拘束は一切無いので、完全非同期。偶然 Slack にいれば同期的に会話することもある。程度。

自社サービスのお手伝いしてくれているフリーランサー

完全フルリモート。会うのは月 1-2 回、お手伝い先の打ち合わせ先とかで。

自社のインフラほぼ全てをお任せしている。といってもロックインはされておらず、全て Ansible 化されているため、読めばわかるし全て自動化されている。

労働時間の拘束は一切なし、こちらからタスクを切ってお願いするだけで、期限があれば期限付きでタスクを切るだけ。あとはおまかせ。

リモートワークに向いている人

正直よくわからない、というのが感覚だ。色々な人と働いてきたが向いているかどうかというのを定義できる感じはなさそうだ。

仕事内容によるのではないかと考えてみた。例えば自社製品のサポート業務(メール対応)であれば別に顔を合わせなくても問題ない。これだけであれば、サポートが来たら対応、来ないときは自社製品に関する何かを自由に。ということもできる。

ただ、実はリモートワークに向いている人というのは単に丸投げしてお任せできる優秀な人であり、そして本人がリモートワークを希望する人なのだろう。

いくら本人が自分が向いているといっても、丸投げしてお任せできない人は自分の中ではリモートワークには向いていないと考えてる。

リモートワークというのは一緒に働く人の理解があってこそ、だと考えている。そのため周りがこの人はリモートワークでも問題ないと感じている事が重要なのだろう。

リモートワークの採用について

つまりリモートワークの仕組みは希望者であること働くメンバーが許可することが前提になると考えている。

リモートワークをしてた人が、結局何をやってるのかもよくわからないにもかかわらず、自分はリモートワークが得意だし、社会もそう変わるべきだと話していた人と少しの間、仕事をしたことがある。

残念ながらリモートワーク信者が仕事ができるかというのは話は別だと思う。まぁ、そもそも何やってるかわからない人と顔を会わせていたとしても仕事ができるのか?という疑問も残る。

つまり、一緒に働きやすく、丸投げできる人材だけを取れば、その人材がリモートワークを希望したらリモートワークしてもらえればいいのではないか。

リモートワークへの思い

リモートワークはあきらかに顔を合わせて仕事するより効率が落ちることだと思ってる。特に小さなチームの場合は顔を合わせて話をする方が手っ取り早いし伝わりやすい。

そもそも人との連携はコストが高いのに、リモートだともっとコストが高くなる。ここをもっとリモートワークを導入しようとしている人は理解すべきだ。会社単位で導入するのであればリモートワークに向いている人だけを取るべきだと思っている。

リモートワークに向いていない人とのリモートワークでの仕事はとにかくストレスがたまる。

リモートワークのコストを少しでも減らすことができれば、もっとリモートワークに向いている人がリモートワークをできる状況を作れるのではないだろうか。

そのためリアルタイムなビデオ通話がもっと簡単になると良いなという思いで、自社製品を作っている。

もっと気軽に丸投げされても大丈夫な人が地方などで働ける世界を作りやすくしていきたい。自分は地方出身者なので、リモートワークに向いている人がもっと地方で働ける機会を作ることで、地方にお金が落とされ、地方活性化すると良い。

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