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時雨堂は何をしている会社なのか

2023 年 6月版 — 大変反省したので、何をやっていて、どんな会社なのか書いていきます。知ってもらうためにも定期的に更新していければ思っています。 変更履歴 2023 年 6 月版 開発リソースの割合の変更 2023 年 2 月版 自社サービスについて追加 まとめ 零細企業 リアルタイムな音声と映像を扱うミドルウェア製品を作って売ってる ミドルウェアのクラウド版を作って売っている サブスクリプションモデルの積み上げ型 OSS 重視 何をやってるのか 時雨堂はミドルウェア …

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shiguredo

·Sep 8

Sora Client SDK for C

時雨堂では自社製品 WebRTC SFU Sora の様々なクライアント向け SDK を開発 / 提供しています。そして全ての SDK で libwebrtc を利用しています。(JavaScript SDK もブラウザが libwebrtc を利用しています) libwebrtc は機能や品質など全てが圧倒的なのですが、とてもやっかいなことがあり、そ …

Shiguerdo

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Sep 4

時雨堂 11 期振り返り

振り返っていきます。 方針はまったく別物になった 前期に上げた方針は以下の通りです。 WebTransport を利用した大規模超低遅延配信サーバーを発表予定です。 また Sora as a Service Tobi を多くの企業に提供していければと思っています。 WebTransport の配信サーバーの開発は当面の間、見送ることにしました。その代わりに WebRTC での配信を …

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Aug 29

HTTP/2 over TCP (h2c)

仕様が正式に公開されて 8 年以上たっている HTTP/2 の TLS を利用しない HTTP/2 over TCP (h2c) が便利という話を今更ですが雑に書いていこうと思います。 まとめ Tailscale 使ってサーバー間通信をしてると h2c で十分。 前提 HTTP/1.1 は利用しておらず HTTP/2 のみ HTTP/2 のストリームを利用したい HTTP/2 はブラウザが主な利用ですが、gRPC でも利用されたりしています。多くの場所で活躍していると思いますが、そんな中 HTTP/2 over TCP (以降 h2c) についてはほとんど情報がありません。そもそも h2c はブラウザが話せない時点で使われないわけなので、なんだそれ?って人もいると思います。 なので、h2c なんてどこで使うんだよ。って思いの人いるとおもいます。わかります、その気持ち。 自社ではサーバー間通信に利用しています。もちろん mTLS を利用して HTTP/2 over TLS も利用可能ですが、そもそも弊社のサーバー間は全て Tailscale で仮想プライベートネットワークが組まれています。

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shiguredo

·Aug 29

時雨堂 11 期スポンサー&寄付一覧

今期も充分な利益を出すことができましたので、普段お世話になっている OSS のスポンサーになったり、経済的な理由で修学に困難がある学生や子どもの貧困対策への寄付をしました。 OSS 組織へのスポンサー Let’s Encrypt シルバースポンサー 12,500ドル OpenSSL ゴールドスポンサー 20,000 ドル OSS 開発者/メンテナへのスポンサー Sphinx メンテナ Takeshi Komiya 4,200 ドル (~2023–07) Cowboy 開発者 Loïc Hoguin 3,000 ドル AsmJit 開発者 Petr Kobalicek 3,000 ドル gproc 開発者 Ulf Wiger 310ドル echo 開発会社 LabStack LLC 3,000ドル HTTPie 開発者 Jakub Roztocil 230 ドル Lindera 開発者 Minoru Osuka 180ドル

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Aug 26

今後の採用予定の技術

自社の今後は新しくこんな技術を使っていこうと思っているという話を書く。現時点では製品には採用しておらず、これから採用していく予定の技術。 前提 主力製品は Erlang/OTP を利用した音声や映像をリアルタイムに配信するミドルウェア 主力サービスは Cloudflare Workers / Remix / TimescaleDB / sqlc などを利用した主力製品ミドルウェアのクラウド版 Rust もともと今度性能を求められる野を開発する場合は Zig を検討していたが、Zig が思っていたより中長期的な開発戦略をとることに変化したことや、自分たちが作りたい製品が Erlang の分散機能を利用した仕組みということもあり、Rust に切り替えることにした。 Rust は社員にチョットデキル人材がいるというのが大きい。とはいえ一人だけで来ても意味がないので別の社員にメインの仕事として Rust を学んででいる。半年くらいかけてじっくり学んで貰いたい。

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shiguredo

·Aug 19

無通信時間を取得可能にする

時雨堂のWebRTC SFU Sora ではクライアントの接続状況を確認し続ける仕組みが入っています。ICE コネクションステートと呼ばれる機能です、この機能はすごく簡単にいってしまえば、Ping/Pong 機能です。 SFU からクライアントに対して定期的に Ping/Pong を送ります。このクライアントの通信状態確認機能は基本的に UDP で行われます。そのため TCP のように確実に届くという仕組みではありません。 また、一定間隔ではなく「通信がうまくいっている間は 2.5 秒に1 回」なんか応答が返ってこなくなったら「1 秒に 1 回を 5 秒間」、そして全く反応がなくなったら「50 ミリ秒に 1 回を 10 秒間」という可変式の状態確認機能になっています。 WebRTC は主な通信が UDP ということもあり、相手のネットワークが瞬断したりする場合でも継続的に通信が行える必要があります。そのため、Sora にはこのような機能が組み込まれています。一時的に切断状態になっても再度接続状態に戻れる仕組みです。

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無通信時間を取得可能にする
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shiguredo

·Aug 19

WebRTC SFU の配信機能を強化する

時雨堂の WebRTC SFU Sora (以降 Sora) は WebRTC ですが片方向の配信も可能です。WebRTC といえば双方向というイメージがあると思いますが、片方向の配信も可能です。 実際、最近だと OBS が WebRTC に対応を始めてきており、片方向配信の世界にも WebRTC による超低遅延配信の波が押し寄せてきています。 Release OBS Studio 30.0 Beta 1 · obsproject/obs-studio Note: As previously announced, this release removes support for Ubuntu 20.04, Qt 5, and FFmpeg versions prior to 4.4…github.com Added WHIP/WebRTC output この流れは止められないと考えています。ライブ配信、特にチャットが重要な配信の場合は超低遅延は需要があります。

Shiguredo

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Aug 12

Business Source License 1.1

零細企業経営者視点 — HashiCorp が OSI オープンソース・ライセンス のソフトウェア (以降 OSS) 製品を Mozilla Public License 2.0 (以降 MPL) から Business Source License 1.1 (以降 BUSL) にライセンス変更して話題になっています。 自社は主力製品はクローズドソース、それ以外は Apac …

Oss

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Aug 8

なぜ時雨堂は OpenSSL のスポンサーを継続するのか

今年も OpenSSL のゴールドスポンサーを更新しました。 OpenSSL Finances We recently published our mission statement and values which included that our governance should be transparent. We've…www.openssl.org そんな中、 OpenSSL の財務状況についてのブログが公開されていました。詳細は読んで貰うとして、ざっくりまとめると収入源はスポンサーとサポート契約のみ。スポンサー契約は不安定、サポート契約が主な収入源という内容です。 スポンサーになってることが少しでも役になっているようで、良かったです。 時雨堂が OpenSSL のスポンサーになっているのは、時雨堂が開発している WebRTC SFU に OpenSSL を組み込んで販売しているためです。正しくは WebRTC SFU を開発している Erlang VM に OpenSSL を静的リンクしています。

Openssl

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